2019/09/25
【紅板・筥迫展】令和1年9月25日(水)~12月15日(日)
紅板・筥迫展 令和1年9月25日(水)~12月15日(日)
第一展示室(江戸時代)
・代表展示
◆秋文様の髪飾り
秋草・秋虫・月・菊等 秋文様の蒔絵櫛、簪、笄
◆名取河波文様蒔絵櫛
この櫛は宝暦年間(1751~1764)に武者小路千家の四世宗守直斎が作らせた銘木道具の一つで、
名取川の埋木が使われている
◆蜻蛉秋草文様嵌装螺鈿象牙二枚櫛 柴山
二枚櫛とは横に二枚並べて挿すことにより広角に絵柄を見せたり、それぞれに違う季節の絵柄を
描くなどし、一枚の櫛では表現できない季節の移ろいなどを表現している
◆三日月形櫛
頭の形に合うように作られた三日月に珍しい櫛
・特別展示
◆紅板
江戸時代後期に発達した携帯用口紅入れで、象牙、金、銀、鼈甲など様々な材質の小箱に象嵌や蒔絵を
施し、紅花から作られた紅を入れ、紅筆で紅をさした
◆筥迫
筥迫は、江戸時代、御殿女中や中流以上の武家の娘が、化粧道具や懐紙など身のまわり品をおさめて
携帯したものである
第二展示室(明治・大正・昭和時代
・代表展示
◆秋田花嫁髪飾り
秋田花嫁の簪は、大振りで豪華なのが特徴で、三点一組のものが多い。
又、秋田地方では結婚式を、三日三晩かけて行う風習があり、一人の花嫁の簪が金、銀、鼈甲と
三種類に及んだ
・特別展示
◆女性用煙草入れ
女性用煙草入れは小振りで可愛らしい絵柄のものが多い。
櫛や簪の文様のものもある
◆お菓子取り箸
お菓子取り箸は、明治~大正~昭和初期に、茶会で使われてたもので、金蒔絵、象牙、金属など様々な材質
が使われている
第三展示室(特別展示室)
12月3日~令和2年2月2日まで
・世界の櫛展
エリザベス女王一世の櫛を始め、中国の髭をとかす櫛、ロシアのマンモスの牙製の櫛、スペインの
巨大な櫛、中国唐代の出土品等々、世界の珍品162点を展示
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