2020/12/15
【紅板展】令和2年12月15日(火)~令和3年2月21日(日)
紅板展 令和2年12月15日(日)~令和3年2月20日(日)
新春の髪飾り、名取川の櫛、狐嫁入り図蒔絵櫛
第一展示室(江戸)
・代表展示
◆鶴脛骨蒔絵笄
髪飾りとしては非常に古いもので江戸前期、位の高い女性に用いられていた
◆狐の嫁入り図蒔絵櫛 羊遊斎
狐の嫁入り様子を描いた羊遊斎の名作。他に扇面に狐の嫁入り図を描いた春正作の蒔絵鼈甲櫛や海
に狐嫁入り図の蒔絵櫛も展示。
◆名取河波文様蒔絵櫛
この櫛は名取川の埋木製で、宝暦年間(1751~1764)に武者小千家の四世宗守直斎が作らせた
銘記道具の一つである。
◆芦鷺松林文様蒔絵瑪瑙櫛、笄
表面には芦と鷺の文様の蒔絵が施された美しい瑪瑙製の櫛、笄。
◆仕掛け簪、変り型簪
梅にうぐいす簪、女忍者くノ一の毒針簪、眠り薬入れ簪等の仕掛けのある簪や磁石、地球儀、ラッ
パ、パラソル、浦島太郎、お茶道具、鋏、盆栽、風車、そろばん、心に鍵のかんざし等多種多様の
面白い形のかんざし。
・特別展示・紅板
江戸時代後期に発達した携帯用口紅入れで、象牙、金、銀、鼈甲など様々な材質の小箱に象嵌や蒔
絵を施し、紅花から造られた紅を入れ、紅筆で紅を挿した。
第二展示室(明治・大正・昭和時代)
・代表展示
◆鶴形蒔絵櫛、鶴形鶴骨簪
珍しい鶴の形をした櫛に鶴の脛骨製鶴形簪
・特別展示
◆女性用煙草入れ
女性用煙草入れは小振りで可愛らしいものが多い。櫛や簪の文様のものもある。
◆お菓子取り箸
お菓子取り箸は、明治~大正~昭和初期に、茶会で使われたもので、金蒔絵、象牙、金属など様々
な材料が用いられている。
第三展示室(特別展示)
◆昔のお店屋さん ジオラマ展
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