2021/05/25
【矢立展】令和3年5月18日(火)~8月9日(月)
矢立展 令和3年5月18日(火)~8月9日(月)
夏の髪飾り、ギヤマン鼈甲櫛、ギヤマン笄、楼閣帆船風景図ガラス絵鼈甲櫛
第一展示室(江戸時代)
・代表展示
◆ギヤマン鼈甲櫛・ギヤマン笄
江戸切子ガラスの櫛と笄。江戸切子ガラスの櫛は当館にもこの1枚しかないので大変貴重なもの
で、櫛の歯の部分には弾力性のある鼈甲が使われている。
◆長崎出島風景図文様ガラス絵櫛
ガラス絵とはガラスの裏側に直接文様を描きひっくり返して表側から見る技法で左右が反対になっ
たり上塗りが出来ないなど難しい技術を要する。
◆三種揃い櫛
旅先で使う携帯用櫛のセットでそれぞれ使い道により櫛の歯が荒いもの、中位のもの、細かいもの
との三種類の櫛がセットになっている。徳川家の三葉葵紋と天皇家の菊紋の2セットを展示。
◆銀製平打簪
武家の女性の簪で後ろ挿しとも云われ日本髪の後ろに挿す大きくて平たい簪。透かし彫りなどが施
されたものが多く意外と軽い。
・特別展示
◆蒔絵矢立
お殿様やお公家様が使用した蒔絵の矢立で別名「公家矢立」とも云われる。矢立の中では最高級
品。
◆変わり矢立
鉄砲、算盤、楽器、日時計、方位磁石等面白い意匠の珍品矢立。
第二展示室(明治・大正・昭和時代)
・代表展示
◆蛇籠鮎文様蒔絵水晶櫛、簪
無垢の水晶の原石を削り出して作られた美しい櫛と笄で蒔絵や螺鈾が施されている
・特別展示
◆ビードロ簪、ヘアーピン
赤、青、黄色、緑、など色鮮やかで面白い形をしているガラス製の髪飾り。細簪や笄も多数展示
第三展示室(特別展示)
◆世界の櫛展 4月20日(火)~7月18日(日)まで
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