2022/05/26
【夏の髪飾り展】令和4年6月4日(土)~9月8日(木)
夏の髪飾り展 令和4年6月4日(土)~9月8日(木)
ガラス、水晶、瑪瑙、翡翠など、涼しさを感じる髪飾り
第一展示室(江戸時代)
・代表展示
◆ギヤマン鼈甲櫛・ギヤマン笄
江戸ギヤマンの櫛と笄のセット。江戸時代、ギヤマンの櫛は非常に珍しく希少価値の高いもの
である。櫛の歯の部分には鼈甲が使われている。
◆長崎出島風景図ガラス絵櫛
ガラス絵図とはガラスの裏側に文様を描き、ひっくり返して表から見るというもので、
上塗りが出来ないことや、左右が逆になってしまうなど難しい技術を要する。
◆蔓草文様蒔絵団扇形簪二首
団扇の形をした象牙の蒔絵簪で足の部分まですべて象牙製のものと、「春眠」作の足の部分が
鼈甲で蒔絵が施されている二点を展示。
・特別展示
◆印籠
薬を入れて腰に下げる容器で、薬籠ともいう。一般に三段から五段に容器を重ね、両脇に紐を
通し、上端に根付を結んだ緒締めによって開閉を調整する。漆器、陶器、金属器、象牙器など
があるが、精緻な技術を尽くした蒔絵のものが最も盛んに作られた。
◆姫印籠
姫印籠とは女性用の印籠で、小型で優美な図柄のものが多い。
第二展示室(明治・大正・昭和時代)
・代表展示
◆鮎蛇籠文様蒔絵螺鈿水晶櫛・笄
無垢の水晶を削り出して作ったもので、蒔絵や螺鈿を使い文様が描かれている。非常に美しい
櫛と笄のセット。昭和時代。
・特別展示
◆ビードロ簪・ヘアーピン
色鮮やかなガラスの簪、笄、ヘアーピンなどの他水晶の櫛や簪、笄など涼しげな素材の髪飾り。
坂東玉三郎丈使用のガラスの細かんざしも展示。
第三展示室(特別展示室) 令和4年5月31日(火)~10月16日(日)迄 (会期延長しました)
明治時代の石油ランプ・ガラス器展 木下義夫氏寄贈品
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