2016/08/22
【筥迫展】 2016年9月13日(火)~12月11日(日)
筥迫展 平成28年9月13日(火)から平成28年12月11日(日)
第一展示室(江戸時代)
・代表展示 鷲模様蒔絵櫛 法橋光琳
光琳が生涯一枚だけ造ったと言われる櫛で冬木家の奥様にプレゼントしたもの
狐嫁入り図蒔絵櫛 原羊遊斎
数ある羊遊斎の作品の中でも有名な櫛。他に山本春正の扇面に狐嫁入り図蒔絵鼈甲櫛も展示
・特別展示 筥迫
筥迫とはえどじだいのハンドバッグの代わりとなるもので武家の奥方が使用した。刺繍が美しい。
仕掛け簪・変わり簪
梅にうぐいす、女忍者くの一が使用した毒針簪、算盤立簪等の仕掛け簪や方位磁石、地球儀、パラソル、
ラッパ等の文明開化簪。浦島太郎、風車、やじろべえ、心に鍵等、面白い変わり型簪を出展
火事装束
お城が火事になった時、着物の上からこの装束をまとい、更に水をかぶり、ずぶ濡れの状態で炎から逃れた
もので江戸時代の防火服である
第二展示室(明治・大正・昭和時代)
・代表展示 秋田花嫁簪 金、銀、鼈甲セット
秋田地方の大富豪のお嫁さんが使用した日本最大の簪で、当時結婚式を三日三晩行ったことから、金、銀、
鼈甲のセットを取り替えて用いた
・特別展示 お細工物、化粧用具、バッグ他
お細工物とは御殿女中達が古い着物の端キレなどを使い手作りで裁縫した布製品
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