2017/12/12
【筥迫展】2017年12月12日(火)~2018年4月1日(日)
第一展示室(江戸時代)
・代表展示 <桜花文様薪絵櫛>
当館のシンボルマークにもなっている櫛で桜の花を図案化して描かれた模様は表裏同一の模様となっている、
背の部分にも桜の花が描かれており、その半円形の形とともに大変ユニークな櫛である。
<鶴の脛骨蒔絵笄>
鶴の脛骨に蒔絵を施した笄で髪飾りとしても初期のもので非常に位の高い女性のみが使用した。
<三種揃いの櫛>
櫛の歯と歯の間隔が粗いもの(挿す櫛)、中位のもの(解かす櫛)、細かいもの(梳き櫛)の三種が揃った
携帯用旅道具の櫛セット。菊の紋のついたセットは天皇家のもので三つ葉葵の家紋は徳川家のものである。
<吉祥模様髪飾り>
松竹梅鶴亀、檜扇、翁、錨、菊慈童など縁起の良い吉祥文様の髪飾り
・特別展示 <筥迫>
江戸時代、カバンの無い時代の携帯用ハンドバッグとして用いられた。懐紙を挿み中には携帯用の化粧道具
などをいれた。豪華な手刺繍が施されている。装飾用の平打ちびらびら簪がさらに豪華さを増している。
第二展示室(明治・大正・昭和)
・代表展示 <鶴形蒔絵簪・鶴形鶴骨簪>
鶴の形をした珍しい櫛と鶴の骨製簪
・特別展示 <女性用煙草入れ>
小ぶりで可愛らしい女性用煙草入れと煙管
<蒔絵箸>
お茶会の時などに使われたお菓子取り箸で、金、銀、象牙、などに蒔絵を施したものや趣向を凝らしたデザイン
のものなど多数展示
第三展示室(企画展示室)
・富士山写真展 10月11日(火)~12月17日(日)まで
・昔のお店屋さんのジオラマ展 12月19日(火)~4月1日(日)まで
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