2018/04/18
特別企画展のお知らせ 平成30年4月3日~平成30年6月24日 「江戸小紋型彫作品展」
江戸小紋 型彫職人 高井章夫氏の作品展です。
友禅、小紋などの柄や文様を着物の記事を染めるのに用いるのが型紙です。江戸中期より始まったとされ、和紙を加工した型地紙に彫刻刀で図柄を掘り抜き、熟練した高度な技術が必要とされます。しかし昨今のきもの離れや写真による技術の確立もあり型紙は激減し、職人が減少、高齢化しているのが現状です。
最盛期は1,000人の職人が従事していた、発祥の地である鈴鹿市白子町、寺家町(三重県)は、現在25人(平均年齢78歳)で、将来この技が継承されていくのか危ぶまれている状況です。
写真技術にはない職人による手彫り独特の「味」を多くの人々に知ってもらいたく、この作品展を開催いたしました。ゆっくりとご鑑賞いただければ幸いです。
■ 型彫り実演 (土、日のみ)■
10時30分~11時30分
13時30分~15時30分
会期:平成30年4月18日~平成30年6月24日まで
会場:第三展示室
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